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賃貸の部屋もファブリックで賢く効率的に模様替え
*コラムのテーマ:家具や雑貨のこと
今回は「ファブリック・マジック!」と題した、コーディネートやインテリアを紹介します。
「模様替えは、ファブリックで遊べば家具の大掛かりな配置換えも不要、賃貸の部屋でも自分たちのスタイルをあきらめない。」がコンセプトです。
今回の居住者の構成は、賃貸住宅の夫婦二人暮らしです。
部屋の構成としては10畳のワンルームですが、キッチンとバスは別にあるはずなので、間取りは1LDKだと思います。
間取り例としては、リビングダイニングになります。
賃貸住宅を想定していますので、壁に対して大掛かりなことはできません。
よってイケアお得意の壁掛け家具は、ここには一切ありません。
一般的に許されているような、額などを提げるピンくらいでしょうか。
リビングとダイニングが一体化していますが、10畳と言えば広い部類に入ると思いますので、押し込め感は受けません。
インテリアは基本的に壁際に配置していますので、なおさら開放感が出ています。
ここからは「ファブリック・マジック!」のその1が見て取れます。
左奥はテラスになっており、窓に黒いカーテンが掛けられています。
窓にカーテン…は至って普通であり、特に珍しいものではありません。
注目すべきは右奥の白い壁です。
壁一面に、北欧柄の布が掛けられています。
ファブリックを壁に掛けることによって、壁紙のように使っているようですね。
先ほども言いましたとおり賃貸住宅ですので、壁が傷付くようなことや壁紙を変えるなんてことは以ての外。
このアイデアであれば、ピンを刺すことさえ許可されていれば実現できます。
気分を変えたければ布をサッと外し、新しいものをピン止めするだけで済みます。
そもそも実現不可能なことを可能にし、更に設置や取替えも楽。
目から鱗のアイデアです。
ソファはカバーリングソファ、もしくはマルチカバーをソファに掛けています。
更に肘掛けにもファブリックを掛け、デザインのアクセントにしているようです。
もちろんソファに置いてあるクッションもカバーが替えられますので、ソファ、肘掛け、クッションと組み合わせでコーディネートが楽しめます。
カバーはデザイン的な変化を楽しむだけでなく、汚れた時の取替えや洗濯も簡単にできますので、衛生面でも優れていますね。
来客用だと思われるスツールにも、カバーが掛けられています。
このような商品があるのか、既製のスツールに別途カバーを掛けているかはわからないのですが、ファブリックに徹底しているコーディネートです。(笑)
ダイニングは2人用ということもあり、かなり簡素な造りになっています。
テーブルの後ろに食器などを収納する小さなオープンラックを配置し、ここで緩い境界線を作ることでダイニングスペースを構築しています。
テーブル上に大きなテーブルクロスを使うことで、アクセントではなくダイニングテーブルの印象そのものを変えています。
他の部分と同じようにテーブルを買い換えることなく、テーブルクロスを替えるだけで手軽に模様替えが楽しめます。
見切れてしまっていますが、右の壁にはファブリックボード(パネル)が掛けられています。
布を木枠やボードに貼り付けて絵のように飾るもので、最近よく見かけるようになりました。
温かみのある風合いと、安価で手軽に作れるのが人気のようですね。
ダイニングテーブルの上には額が掛けられていますが、こちらも中身は絵ではなくてファブリックです。
このアイデアは、ちょっと珍しいかもしれません。
ちょっと見にくいのですが、奥の収納に大きめのバインダーが入っています。
よく見ますと、背表紙としてファブリックを入れているようです。
こちらは初めて見ました。(笑)
面白いアイデアです。
今回ご紹介したインテリアショップは
IKEA(イケア)
です。
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カテゴリー | : | 家具や雑貨のこと | ||
キーワード | : | IKEA,イケア,インテリア紹介,スウェーデン家具,北欧家具,二人暮らし,リビング,ダイニング,ファブリック | ||
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