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イケアのマンション丸ごとインテリアコーディネート
*コラムのテーマ:家具や雑貨のこと
今回はマンションを丸ごと対象とした、イケアのインテリアコーディネートです。
今回は部屋ではなく、マンションもしくは平屋の必要な部屋を全て網羅しています。
サイズにして33畳、55㎡の超大作コーディネートです。
リビングやダイニング、キッチンはもちろんのこと、子供部屋、主寝室、トイレや玄関までも含まれています。
とはいえ家具の展示ですので、玄関やトイレなどは作りがチープです。(笑)
そこは差し引いて見ていただければと思います。
まずは部屋の入口である玄関です。
前述のとおり造りは置いておくとして、目を引くのは収納部分ですね。
日本では縦に長い下駄箱や玄関収納が多いのですが、これはズドンッと横長です。
日本は靴を脱ぐ文化ですので、このようにフラットな玄関はあまりなく、実際はシューズボックス+この薄型収納といったところでしょうか。
これだけのサイズがありますので靴だけでなく、収納不足を補うように日用品なども入れることを想定しているかもしれません。
右が子供部屋ですので、使う頻度の少なくなった子供用品やおもちゃなど収納してもよいですね。
この横長の収納家具の上がデッドスペースになりがちですが、そこには棚を付けて更に収納スペースを確保しています。
収納品を直に置くのではなく、このように収納ケースに入れることでスッキリした印象になります。
先ほどの玄関の右にある、子供部屋になります。
意外に狭く感じてしまうのですが、二人一部屋ではしかたない部分でしょうか。
ベッドは2段ベッドではなくハイベッドを使っており、なんと下は普通の布団を敷いて簡易2段ベッドのように使っています。
2段ベッドでは圧迫感が出て、余計に狭く感じますのでナイスアイデアなのですが、2段ベッド以上に場所の取り合いが激化しそうです…。
下の秘密基地っぽい部分をアピールし、子どもを上手く納得させる必要がありそうです。(笑)
ちなみにこのハイベッドはKURAというシリーズなのですが、リバーシブルベッドという名前が付いています。
「?」という感じですが、実は上下をひっくり返すことでハイベッドにもローベッドにもなる…という、凄いのか無駄なのかよくわからないベッドになります。
子供部屋に置かれたデスクは、ツインデスクのMICKEです。
省スペースを優先したセレクトですね。
ただこれですと、机周りにあまりにも収納スペースが少ない気がします。
離れた所に収納家具はあるのですが、やはりイスに座りながら出し入れできる場所にも収納が欲しいものです。
壁の一面に収納家具が寄せてあります。
見た目はとても普通です。
奥の赤いドレッサーはSTUVAというシリーズで、1つに見えますが同じものが2つ並んでいます。
このシリーズは扉や引き出し、ボックスなどを自由に組み合わせることができ、組み合わせ次第ではおしゃれな収納家具を作れます。
今回はスペースの関係上、あまり遊び心を出さずに、収納力だけを重視した形になったのでしょう。
玄関から左に入ると、主寝室になります。
…子供部屋より広く感じるのは気のせいでしょうか。
奥にあるドレッサーはドレッサーそのものではなく、デスクMICKEの上に鏡を付けただけのものです。
これによりドレッサーとしてでなく、ノートPCなどのパソコンデスクとしても使えますね。
目立つ部分としては、ベッド上にある大きな壁掛け収納でしょうか。
斬新ですが、違和感を感じないデザインです。
子供部屋もそうですが、全体的に押入れが存在しません。
収納スペースが少ない部屋のコーディネート、が趣旨なのかもしれませんね。
こちらはランドリーとお風呂場になります。
通路の延長線上になりますので、かなり狭くて見た目的にもイマイチです。
洗濯機の上に棚を作るのはある意味セオリーですので、工夫というよりはイケアにこういう商品がありますよ、といった提案レベルだと思います。
使われている棚はIVARというシリーズです。
パインの無垢材で素材感が魅力ですが、湿気の多いこの場所ではカビとかが心配ですね。
購入後に、コーティング用の塗料を塗布するとよいかもしれません。
トイレです。(笑)
こちらもランドリー同様、棚を付けています。
使用しているのはMOLGERというシリーズでして、こちらは防水加工のしてあるものです。
本当であればランドリーにもこの棚を使用したいところですが、奥行きが18cmしかないため、苦肉の策であちらの棚を選択したのだと思います。
個人的には、頭のすぐ後ろにこのような高い棚がありますと、ちょっと落ち着かないかな…と感じました。
こちらは洗面所です。
比較的スタンダードな洗面台ですが、実はカスタマイズできるのが特徴としてあります。
GODMORGONというシリーズで、水栓部分、洗面ボウル、鏡、キャビネットなど、数種類から組み合わせを選ぶことができます。
写真のように2つ水栓があると、家族の多い家庭では便利ですね。
リビングルームです。
ソファKARLSTADとアームチェアPOANGを配し、スペースを贅沢に使用しています。
空間的に広がりよりも、リラクゼーションを重視したコーディネートです。
KARLSTADは複数のカバーが用意されているので、簡単に模様替えを楽しむことができます。
奥にある壁面収納はBILLYシリーズです。
壁一面を占有し、収納量を確保しています。
あえてシンメトリーにはせず、右を食器棚にしている組み合わせは面白いですね。
リビングルームの隅には、ワークスペースが設けてあります。
個人的には、デッドスペースを上手く使っているミニマム感が好きです。
デスクは子供部屋と同じMICKEを使用し、壁掛け収納で収納場所を確保しています。
ただ一番上の収納には手が届かないような…。
リビングの隣にあるダイニングスペースです。
リビングで広くスペースを取っている分、こちらはちょっと手狭ですね。
壁際の席は座るのにも苦労しそうです。
ダイニングテーブルは、以前も紹介したBJURSTAです。
円形テーブルなのに、伸長式テーブルになっています。
まぁ普通の状態でもこの狭さですので、広げるチャンスは無いように感じます…。
個人的には、壁にあるカップホルダーや調味料置きのセンスが気に入っています。
便利ですし、デザインとしてもセンスが良いと感じました。
ダイニングの奥にあるキッチンです。
コの字型と、ちょっと珍しい形をしています。
自分を中心に囲われたようになっていますので、3面それぞれに対しての動線が短くなり、使いやすいキッチンだと思います。
ただ部屋の形を選ぶタイプですので、新築などで間取りを設計する際には足枷になりそうです。
今回ご紹介したインテリアショップは
IKEA(イケア)
です。
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